本日天気晴朗なれど株安し

余生も株も五里霧中

新設優待 あなたな~らどうする💛その2 & 今日のお昼は缶パン

 梅雨の晴れ間で、こちら播磨地方は久しぶりにお日様がちゃんと顔をだしてくれています😊 昨日に続いて7/12に優待の新設を発表した銘柄を検討してみたいと思います。

《andfactory(7035)》

   東京に本社を置き2018.6にマザーズに上場したスマホ向けアプリ開発会社さんです。コミック「マンガPark」、マンガアプリ「マンガUP!」やエンターテイメント(ゲーム攻略アプリ、掲示板アプリ「最強シリーズ」)を提供する他、IoT技術を導入したスマートホステル「&AND HOSTEL」の共同運営を手掛けています。会社も社員も若い新進気鋭の企業さんですね。
私のようなジジイ世代は、活字はともかくマンガは「ペーパーベースでみるもの」という固定観念みたいなものがあり、マンガアプリ自体興味があまりないんですが、若い世代の方にはアプリ利用も当たり前で、アプリ利用を通じて当社を認知されている方もちらほらいるようです。
    7/12に優待制度新設が発表されました。人気の「プレミアム優待倶楽部」で、こちらは年一回8月末株主に対し、保有単元数に応じたポイントが付与されます。100株以上は5,000P、200株以上は8,000P、300株以上は10,000P・・・詳細は当社のサイトで確認ください。1年以上保有の場合ポイントは1.1倍となり、またポイントは2年まで繰越OKのようですが、他の企業さんとのポイント合算が可能かどうかなど詳細は不明です。2019.8期末の株主から適用されます。なお、同時に7/31付での1:2の株式分割を発表していますので、単純計算では、現在の投資単位の半分で優待を獲得できる計算です。

    7/12の大引け後導入の発表がありましたが、SBIのPTSで700円高の4,500円を付け、ちょっとビックリしています。プレミアム優待倶楽部は確かに人気の優待ですが、一つには当社が無配で、優待(優待品は物にもよりますが×0.8で金銭換算し、最低投資金額は分割後の1株を2,000円と仮定します。)を取っても総合利回りで2%前後しかない点、二つには、プレミアム優待倶楽部は、昨年のアパマン(8889)や今年のアーバネット(3242)のように長続きせず廃止されるケースがままある点など考えても、正直そこまで人気になるとは思っていませんでした。プレミアム優待倶楽部を導入する企業も30社以上あるそうですが、他社との比較でも優位性があるようには・・。おそらく、同時に発表された7/31日付の株式分割との相乗効果でしょうか🤔
ちなみに、プレミアム優待倶楽部については、「けーさん」の運営されるサイト『財テクLIFE.com』に直近の状況が整理されていますので興味のある方は。
 次に各種指標や業績を見てみます。

 7/12現在株価 3,800円     
年初来高値 19.1.25   5,680円
年初来安値 19.6.13   3,675円
配当 無配  PER 51.35倍  PBR 11.79倍

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  ここ数年増収増益基調です。2019.8期も会社は増収増益の強気予想ですが、3Qの経常利益進捗率は25.8%と厳しいですね。ただ、どんな会社も次へのステップのため節目節目で投資や調整を行ったり立ち止まって足場を固めたりすることは当たり前なので、単期減益になったからといってそれだけで悲観はできません。「漫画ゴラク」を出版する日本文芸社とも提携し新たな顧客獲得へも積極的にアプローチしていますし、売り上げに関しては、しばらくは右肩上がりが基調かなとは思います。ただしIT系アプリ開発の人気セクターはとはいえ最近は競争が激化していますし、変わりやすいトレンドやユーザーの嗜好に対応していけるか、またアプリ以外のスマートホステルなどの事業が当社の今後の成長を支える柱になるかがカギなんじゃないでしょうか。
 優待の取得については、私自身は、総合利回りも2%前後しかないため、「見送り」を決めています。クロスを上手に使うか、資金に余裕があって長期保有前提でなら保有もありでしょうが、指標からも現時点(3,800円/株)でも割安とはいえず、週明け更に高騰すれば現物取引ではなおさら手が出しづらいですね。投資にはよりハイリスクを背負う覚悟がいりそうです。 

 

《今日のお昼ご飯は「缶パン」でした》

  今日は祝日にも関わらず奥さんはフルタイム出勤され、私は留守番です。
今朝出かける時「今日のお昼、これでお願いね。」と渡されたのが、昨年優待でもらったサンセイランディック(3277)の缶パン。賞味期間が3年あるので非常食として保管してましたが、9月には今年の分が届く予定なので、奥さん曰く「一つ味見しといて欲しい」だそうです。
 作っているのは、栃木県の「アキモト」というパン屋さん。フレーバーはブルーベリー、ストロベリー、オレンジがあり、他にもいろいろあるそうですが、今日は「オレンジ味」をいただきます。

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優待品バージョン。缶パンそのものは普通にネットで買える。

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触れた感じは確かにシットリしてる

 缶を空け、筒状になったパンを取り出します。包み紙を取った状態が上の写真です。
写真でアップしなかったですが、実はこの「包み紙」にこそ「パンが固くならない」&「賞味期間3年」の秘密があるのだそうです。ムシャムシャムシャ・・。アッという間に胃袋へ。食味の方は、確かにオレンジ風味で・・柔らかさも・・普通ですね。ただし、これが備蓄用であれば嬉しいですね。もともとは製造元のアキモトさんが阪神大震災の時に被災者に送ったパンが被災者の手に届くころには固くなってしまったことから、何とかしたいという思いでこの缶パンを開発したのだそうです。これだと、味も柔らかさも普段食べてるパンと遜色ないし、お年寄りでも全然OKです。乾パンやα米より全然いいですよ。
 てなわけで、ゴチソウサマデシタ。
阪神大震災からもう25年。私の住む播磨の国を直撃する未曾有の大災害でした。私は幸い被害を受けませんでしたが、生活の中で災害に対する備えを意識するようになったのはあれからでした。「備えあれば憂いなし」ですね😊