本日天気晴朗なれど株安し

余生も株も五里霧中

「きたくりん」は、モチモチ食感。アマナ(2402)の優待。

 台風19号は東日本を中心に大変な被害をもたらしました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
私も13日の日曜日に仕事で現場のある播磨の西部へ出かけていましたが、台風中心からはかなり離れていたにもかかわらず、強風で現場のテント(脚は畳んでいた)や看板が吹っ飛っんで対応が大変でした。

《アマナ》

 10/12にビジュアル系広告制作の最大手のアマナより、2018.12期分の優待品として、新米が届きました。アマナの優待は年1回12月末、100株以上の保有で2㎏の新米が貰えます。長期優待として、保有1年以上3年未満で2㎏プラスの4㎏。保有3年以上で4㎏プラスの6㎏の新米が貰えますが、2㎏ごとに銘柄が違うので、4㎏なら2種類、6㎏なら3種類の北海道東川町産新米がいただけます。
私は1年以上3年未満なので、4㎏分、『ななつぼし』2㎏と『きたくりん』2㎏をいただきました。
東川町は写真映えのする街づくりを掲げ「写真の町」を宣言していて、写真を通しての交流から、アマナはこの町のお米を優待品として採用しているようです。
 以前(5期前まで)は、これにオリジナルカレンダーもついていたのですが、残念ながら廃止されています。

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北海道産ブランド米と言えば、『ななつぼし』や『ゆめぴりか』が有名ですが、私は『きたくりん』は初めてだったので、早速、奥さんが少し炊いてくれて味見といきました。やっぱり新米は香りがいいですねぇ。甘~い香りが鼻腔をくすぐります。匂いをお届けできないのが残念です。パクパク・・。食べてもお米マイスターみたいに銘柄や産地が解るはずもないですが、結構弾力がありつつモチモチ感が強いです。でも粘りっ気はあまりなく後口もサラッとしてます。普段食べてるお米とは食味が違いますが、これは美味しいお米だと思います。平成25年あたりから流通しているらしいですが、スーパーとかではあまり見た記憶がありません。関西ではあんまり流通してないんでしょうか。
『きたくりん』は、稲の大敵イモチ病にも耐性が強く、水田での農薬使用も減らせるのでクリーン米としても期待されているようです。また、少し晩成で冷害によるリスクが高いため、北海道でも道南を中心に栽培されています。

 社名となっている「アマナ」とは、2,500年ほど前の古代日本の言葉で「森羅万象」とか「全てのものが生まれる所」という意味があるそうです。
ストックフォトの企画販売とビジュアルコンテンツの企画制作が事業の両輪の広告会社で、特にストックフォトについては、TVや雑誌写の写真掲載で、隅っこに「アマナ提供」などと書かれているのを良く目にします。
 業績の方は、構造改革が遅延したことや子会社での不正経理などの影響もあってここの処芳しくありません。2015年12月期からは無配に転落し、現在は、不採算のアニメ事業からの撤退や管理コストの削減に取り組み、再成長への基盤固めを行っています。株価は現在700円台後半ですが、復配や株価の更なる上昇へ向けた材料には乏しい気がしています。まあ、もともと優待目的での取得でしたし投資費用も安いので、無配のままで少々含み損が出たとしても、優待制度さえ現状を維持してくれれば長期保有で十分元は取れると計算しています。