GoToトラベル東京解禁で、モーニングショーやお昼のワイドショーは、どれもこれも制度を後押しするというより、「安い安い!それ行けやれ行け!」と「あおる」ような論調です。ある番組などは高いホテルの宿泊プランをバンバン紹介し、芸能人やコメンテーターの先生様ばかりかアナウンサーまでが「行かない人はオバカさん」とでも言いたげ。なんだかなぁ~。確かにお得ではありますし、コロナで大変な宿泊事業者等をバックアップするためにPRは必要だと思います。まあ、バラエティーやワイドショーということで笑い飛ばしてもいいんでしょうが、きちんとした報道番組はこうした施策の網の目からこぼれる人のことや経済的弱者のことも考えて言葉を選びつつ冷静で節度のある報道姿勢でコメントをお願いしたいです。
《ハウスドゥ》
9/30にリバースモーゲージなど不動産業を手掛けるハウスドゥより2020.6期の優待品としてプレミアム優待倶楽部を通じ申し込んでいたサヴァ缶三種が届きました。ハウスドゥの株主優待は年一回。6月末権利確定で保有株数に応じてポイントが付与されプレミアム優待倶楽部を通じて商品に替えることができます。
私は200株1年未満の保有なので1,500Pをサヴァ缶との交換を申し込んでいました。優待倶楽部では「2,000点以上の商品から交換・・」と謳っていますが、1,500P(円)では余り選択肢もなかったというのが本当のところです。
震災で被災した三陸地方からオリジナルブランドとして開発された国産サバの缶詰『サヴァ缶』詰合せです。サヴァとはフランス語で「元気ですか?」との意味らしですが、A猪木さんとは関係はないようですね。ちょっぴり高めのサバ缶ですが味は抜群。そのままはもちろん色んな料理にアレンジできるスグレ物です。頂いたのは定番の三種ですが、今年の2月には「ブラックペッパー味」(黒缶)と「アクアパッツァ風」(水色缶)が発売されているようです。
リバースモゲージって不動産取引などに興味のある方は一度は聞いたことがあるかもしれません。簡単に言うと「自宅を担保にお金を借り、借りたお金を『年金』という形で受け取る。」といった制度で、借主は契約満期時または死亡時までそのまま自宅に住み続けることができます。主に相続人がいなかったり、土地建物はあるが手元キャッシュが乏しい高齢者等が利用しているようです。銀行や民間企業の他地方自治体で取り扱っているところもありますが、欧米に比べ日本では「一般的」と言うほど広く認知されている制度とは言えません。もしかすると日本人の気質には合わないのかもしれませんが、これからしばらくは少子高齢化のもとで、「相続人の不存在」や「休眠不動産の増加」は必至なので、リバースモーゲージを扱うハウスドゥにとって、その辺をどう成長に繋げるかが当面の課題でしょう。
業績の方は、コロナの影響を差し引いて考えれば、まずまず堅調と言えそうですが、11月の第1Q決算発表が気になるところです。株価は3月の500円台を底値に現在は1,200円付近まで戻して中期的な反発基調にはあるようですが、各指標をみると決して割安とはいえません。
継続保有については、優待だけを考えれば今の200株(1,500P)では中途半端なので、600株(3,000P)まで買い増しするか、サクッと売却するかですが、一応今のままでも総合利回りとしては4%あるので悩ましい所です。同じ不動産セクターで優待倶楽部を運営していたグッドコムアセットが優待廃止したところなので気持ちは後ろ向き(売却)ですが・・・。🤔
《ユニバーサル園芸社》
9/29に大阪本拠の観葉植物レンタル大手、ユニバーサル園芸より、2020.6期分の優待品として1,000円分Qカードが送られていきました。ユニバーサル園芸の優待は、6月と12月の年二回。100株以上の保有でそれぞれ1,000円分のオリジナルQカードが貰えます。以前は6月分のQカードは2,000円分だったんでが、今年6月15日のIRで6月1,000円分への減額が発表されました。コロナ禍に伴う収益体質の維持がその理由です。権利確定日の2週間前のIRだったので一部顰蹙を買ったようですが、反面、年二回の優待を維持したことは好感が持たれ、実績が国内事業を中心に巣ごもり需要で堅調なこともあって、株価にはさほど影響ありませんでした。
今回のQカードのデザインは、大阪・茨木市の山中?にある本社社屋のようです。総会はいつも本社で行われており、一度行ってみたいと思っていました。今年は開催日が土曜日ということもあり最後まで迷ったのですが、やはりコロナの影響を考えもう一年辛抱することにしました。2020.6期は増収増益で着地。この調子でコロナ禍を乗り切り、2025の大阪万博まで堅実に業績と企業価値を伸ばしてほしいと期待しています。