台風14号の動きが気になりますね。10月の台風は過去にも大きな被害をもたらしたものが多いので、この週末はしっかり台風対策をしておこうと思います。
《大黒天物産》
10/2に西日本を中心に「ラ・ムー」や「ディオ」などの格安スーパーを展開している大黒天物産より、2020.5期分の優待品としてピオーネが送られてきました。
大黒天物産の優待は、年一回。決算期5月末の権利確定で、100株で2,000円相当、500株で3,000円相当、1,000株で5,000円相当、10,000株で10,000円相当のピオーネが貰えます。10,000株以上だと会社HPでは「ピオーネ等」となっていますが、何か他の果実でしょうか。調べてないので分からないですが、10,000株も保有することはありそうにないので、どうでもいいことにします。
ブドウの生育の関係かコロナの関係か分かりませんが、昨年は9月に頂いていたものが、今年は10月と少し遅かったですね。立派なピオーネで、昨年は箱から出す際少し脱粒したりしましたが、今年の房はしっかりしていました。早速数粒を奥さんと美味しくいただきました。大黒天物産さん。ありがとうございました。
大黒天物産は岡山を本拠に格安スーパーを展開しており、業績は他の格安スーパー同様巣ごもり需要もあって好調です。岡山、兵庫、四国が中心の店舗展開でしたが、ここのところ大阪方面にも進出を図っています。
株価も現在は5,000円台から6,000円を望む高値圏にあり値嵩になってしまいました。私は、大体3,000円から4,000円のレンジで優待権利をとりつつ回転売買していたので、ちょっと高値になってしまい来期の優待確保をどうしようか迷っています。配当と優待だけ考えると「見送り」でもいいんですが、ご存知の方もいらっしゃるように大黒天物産は株主総会のお土産(昨年実績ではピオーネと買物券が貰えた)が手厚く、総会後に芸能人を呼んで懇親会もあるので人気の優待なんです。(今期はコロナで総会土産はなく懇親会も中止となりました。) 今の高値圏がこのまま続くとは思えませんが、買戻しのタイミングは慎重にならざるを得ません。
《アマガサ》
10/6に非皮革系の婦人靴を手掛け、ジェリービーンズなどのブランドを展開するアマガサより2020.7期の優待品の一つとしてトートバッグが送られてきました。奥さん名義です。アマガサは今年3月のIRで株主制度導入を発表しました。基本的には決算月である1月末権利確定で100株以上保有の株主に自社ECサイト掲載商品(靴)のなかから1点を贈呈というもので、サンダルからブーツまで高い物では10,000円を超える商品も指定することができます。(1万円の靴だと優待利回り驚異の33%超だぜ!）業績は厳しく無配であるものの単元株を30,000円前後で取得でき、また優待開始の今年に限り中間期の7月末にも同様の優待がいただけるので、要はこの1年間で2足の婦人靴をいただけることになります。「これぞローリスク、ハイリターン!」と奥さん大賛成の下で飛びつきました。(👼出た!バカ夫婦の衝動買いかな?)
その後6月には「優待拡充」のIRが発出され、今年7月末の株主に対して「トートバッグ」や「秋・冬物の優先予約権」が追加で頂けることになりました。届いたトートは小ぶりですがシックな感じで「普段使いにも丁度いい」と奥さんも喜んでいます。アマガサさんありがとうございます。
これに先立ち10/3に優待本体(靴)の案内が届きました。発表のとおり「ECサイトから一足贈呈」です。「今日は見るだけにしとこうか。」といいつつ奥さんと二人でサイトを閲覧。ジュリービーンズの商品が並ぶサイトを見ながら「これカワイイ」「そっちもイイね」など呑気なことを言っていると。「ン? さっき見た商品の在庫残りが減ってない?」慌ててチェックしたいくつかの商品の在庫数を確認すると「残り3」とか「在庫切れ」の表示が・・。「明らか今この時、みんなが申し込んで在庫が減ってきてる。明日まで待ってたらなくなるわー!」急遽申込みし、奥さんがチェック済みで候補の一番に挙げていたパンプス。何とか「残り2」のところで確保できました。申込期限が10月末までと短めだったことも影響しているかもしれませんが、サイトからの優待申込は時間との勝負だなと、改めて感じた次第です。ハイ😊
アマガサの株価は、300円前後で推移しています。ただ、コロナ禍の影響で販売は伸びず厳しい経営が続いており、本格反攻はコロナ後になるでしょう。それまで様々な工夫でダメージを最小限に抑える取り組みが求められ、優待創設もその一環という意味もあると思いますが、ダメージが大きくなりすぎるようだと株価も底割れし早期の「優待廃止」にも繋がりかねないので、決算短信などIRは小まめにチェックをしておいたほうがよさそうです。
女性にはなかなか魅力的に映る優待銘柄で、ある意味「今がお買い得」ですが、「早期の復配は期待できそうにない」ことや「優待改悪や廃止の可能性と隣り合わせ」といったリスクも考えたうえでの判断をお勧めします。
